製品評価

製品評価を使用するとき

製品評価は,官能調査において,どのディスクリプタが製品の集合をよく弁別するかを発見することを助けるユーザー・フレンドリーな分析手法をXLSTAT ユーザーに提供する.また,各製品のどの特徴が最も重要であるかを識別することもできる.

製品評価の計算

計算はすべて,分散分析(ANOVA) モデルに基づく.

データ表は,所定の形式でなければならない.各行が任意の製品,最終的に任意のセッションに関係していて,指定された製品に関連する1つまたは複数のディスクリプタについて,ある審査員が与えたスコアを収集していなければならない.データ集合は,以下の列を含まなければならない:審査員の識別,製品の識別,最終的にセッションの識別,およびディスクリプタまたは特性の数だけの列.

審査員によって与えられたスコアが有意に異なるかどうかを確認するために,各ディスクリプタについて,ANOVAモデルが適用される.最も単純なモデルは:

スコア = 製品効果 + 審査員効果

複数のセッション(各審査員が各製品を少なくとも2回評価)が行われた場合,セッション因子が追加されて,モデルは次のようになる:

スコア = 製品効果 + 審査員効果 + セッション効果

交互作用因子も含めることができる.審査員と製品のいくつかの組み合わせが,そのディスクリプタでより高いまたはより低いグレードを与えているかどうかを検定できる.モデルは次のようになる:

スコア = 製品効果 + 審査員効果 + 製品効果 * 審査員効果

審査員効果は,常にランダムであることが仮定される.これは,各審査員が(スコアの尺度上で)製品にスコアを与える各自の方法を持つとみなすことを意味する.

製品特性は,審査員の選好を用いて製品を特徴づけする(評価する)ためのとても有効なツールである.

XLSTATでの製品評価の結果

ディスクリプタの識別力

この表は,最大の識別力から最小の識別力へと並べられたディスクリプタを示す.関係するV-検定とp-値も表示される.

モデル係数

.この表は,製品-ディスクリプタの各組み合わせについて,選ばれたモデルのさまざまな係数を表示す.各組み合わせでの修正済み平均,t 検定,p-値および信頼区間が表示される.そして,各製品での係数のグラフが表示される.

製品ごとの修正済み平均

この表は,製品-ディスクリプタの各組み合わせについて,修正済み平均を示す.色は,有意な陽性効果に青色,有意な陰性効果に赤色が対応する.