選択ベース・コンジョイント(CBC) 分析のための実験計画

選択ベース・コンジョイント (CBC)分析のための実験計画法の原理

コンジョイント分析の原理は,製品の集合(プロフィルとも言われる)を個人に提示して,それらを強調,分類,または選択して貰うことである. 

"理想の"分析では,個人はすべての可能な製品をテストするべきである.しかし,それはすぐに不可能となる;各人のキャパシティは限られており,属性の数によって組み合わせの数が急速に増大する(3つのカテゴリでそれぞれ5つの属性 を調査したい場合,それはすでに243 とおりの製品を意味する).したがって,我々は,良好な統計的特徴を保持しながら,判定されるプロファイルが受け入れ可能な数になるように実験計画法を用いる. 

XLSTAT-Conjoint は,2種類のコンジョイント分析の手法を含む:完全プロファイル分析および選択ベース・コンジョイント (CBC) 分析.

選択ベース・コンジョイント(CBC)分析のための実験計画法

選択ベース・コンジョイント(CBC) 分析の原理は,プロファイルのグループの選択に基づく. 個人回答者は,製品を評点または順位づけする代わりに,提示された複数の製品群の間で選択をする.

CBC のプロセスは,プロファイルの比較に基づく.これらのプロファイルは,完全プロファイル・コンジョイント分析と同じ手法を用いて生成される.そして,これらのプロファイルは,多数の(固定サイズの)比較グループの中に一緒に置かれる.そして,個人回答者は,比較の中に含まれる他のプロファイルと比較して,彼が選択するであろうプロファイルを選ぶ.

この統計的プロセスは, 2つのステップに分かれている:

  1. 一部実施要因計画または D-最適計画が,プロファイルを生成するために用いられる.
  2. プロファイルが生成されると,不完備型ブロック計画を用いて,比較グループに割り当てられる.

選択ベース・コンジョイント分析のための要因の選択

コンジョイント分析に最初のステップは,製品を記述する複数の要因の選択が必要である.これらの要因は,質的でなければならない.たとえば,市場へ新製品を投入しようとする場合,差別化要因として,価格,品質,耐久性などを選ぶことができ,各要因について,我々はいくかのカテゴリ(異なる価格,異なる寿命...)を定義しなければならない.この最初のステップは決定的なので,調査する市場のエキスパートと一緒に行われるべきである.

選択ベース・コンジョイント分析のための実験計画の生成

この最初のステップを完了すると,コンジョイント分析の目的は,1つの製品が他の中から選ばれるメカニズムを理解することである.個人回答者にすべてのプロファイルを提示して,それらを評点または順位づけして貰う代わりに,CBC はプロファイルのいくつかを比較した後の選択に基づく.プロファイルのグループが個人回答者に提示されて,彼らはどのプロファイルを選びそうかを示す(XLSTAT-Conjointでは非選択オプションも可能). 

この手法は,2つの実験計画,比較されるべきプロファイルを選択するための一部実施要因計画,および提示されるべき比較を生成するための不完備型ブロック計画を組み合わせている.

XLSTAT-Conjoint は,個人回答者が提示されたプロファイルのどれも選ばない場合,非選択オプションを追加することができる.

XLSTAT-Conjointは,CBC 分析の全体表を得ることができるが,各回答者および各比較に関する個別表を別々のExcelシートに得ることもできる.回答者が個人シートでプロファイルを選択するときに,メインの表にそれが直接レポートされるように,参照を含めることもできる.